NOTE 一般社団法人ノオト

地域課題に対する創造的な解決策を提供することで、我が国における農村の価値を再構築する。

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活動報告

【レポート】昇陽窯(丹波焼/丹波立杭焼)

 

中山 夏美
 
タイトル:          昇陽窯(丹波焼/丹波立杭焼)
 
目的:                  篠山市内の歴史的建造物や歴史施設、街の歴史にかかわりのある場所を訪れる研修。篠山の街で培われてきた文化を知り、地域の文化や特性に沿った街づくりを模索するための視察。

 
参加者:             ふるさと人材育成事業 研修生 9名
 
協力:                 立杭 陶の里(丹波立杭陶磁器協同組合)
丹波焼 窯元  昇陽窯 大上 裕 氏
 
詳細:                 立杭 陶の里 施設内見学
丹波焼窯元 昇陽窯見学

 
篠山市の伝統工芸品である丹波焼の歴史を陶の里施設内の資料館で学んだ後、丹波焼の窯元にて工房を見学させていただき、昇陽窯のご主人である大上さんにお話を聞く。
立杭陶の里では旧今田町地域で培われてきた独自の陶芸の歴史、丹波焼独特の技法や特徴などについての資料展示や、江戸時代に作られた“古丹波”と呼ばれる骨董の丹波焼、また現在立杭地域で窯元を開いている陶芸作家たちの作品を見学。
 丹波焼窯元、昇陽窯の大上さんには、現代に技術を引き継いできた作家の視点から、丹波焼への思い、作品制作への創意工夫などをお話しして頂いた。
 立杭地域には登り窯と呼ばれる窯が各所に点在しており、下の火入れ口から上のハチノスと呼ばれる穴まで、ぐるりと窯の周囲を見ることができた。
 
丹波焼詳細:        丹波焼は*日本六古窯のひとつに数えられる伝統と歴史のある陶芸。平安時代に発祥したとされている。山の斜面を利用した登り窯という独特の窯を用い最高温度約1300℃で約50~70時間かけて焼成される。焼成中の器に薪(松材)の灰がかかることにより“灰被り”という独特の焼き色がつくのが特徴のひとつ。丹波焼は伝統的工芸品に、登り窯は無形文化財に指定されている。
 
(*日本古来の陶磁器窯のうち、中世から現在まで生産が続く代表的な窯の総称。丹波・瀬戸・常滑・信楽・越前・備前の六つ。)
 
近況報告:           立杭地域の山では薪の材料とするアカマツなどの松材の立ち枯れが問題になっており、現在は薪のほとんどが海外など外部から仕入れているという。地域から生産された資材のみ用いて作品を制作する、ということはとても難しいことだが、例えば立ち枯れしている松をもう一度、今田地区の山で育て将来の丹波焼に役立てるなどの取り組み、地域に目を向ける機会を増やしたり今後の丹波焼のブランドづくりの面で、面白いのではないかと思った。
 
写真資料:
大上さん0001.jpg
 
昇陽窯 大上さん

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